株式会社浅尾は、滋賀県で活動されている林業を営む企業で、杉を使った商品の開発に力を入れています。
そしていま、同社が共創クラウドで「共創を始めている」のが、同社が手掛ける天然木製ブロックの『ズレンガ』です。

『ズレンガ』は、2020年に木材の優れた利活用の実践を顕彰する『ウッドデザイン賞』を受賞、さらに、個人向け商品である「ZURENGA mini」は、『日本おもちゃ大賞2023』のエデュケーショナル・トイ部門(知育・教育・教科学習に役立つ玩具)で優秀賞を受賞しています。

『ズレンガ』は、一見すると、よくある「木のおもちゃ」のひとつに見えるかもしれません。しかし、浅尾社・青木氏の胸の内には、ずっと拭えない違和感がありました。

「もっと複雑で、もっと“考える遊び”ができるはず。商品の特性を活かして、幼稚園・保育園だけでなく、もっと大きな子ども達にも遊んでもらいたい」。

当記事では、浅尾社の『ズレンガ』が、共創クラウドでどのような企業とマッチングし、どんな思いをもって共創を進めようとしているのか解説していきます。

■共創企業のご紹介

株式会社浅尾
おもちゃコンサルタント・木育インストラクター:青木 栄次さま

株式会社浅尾は、2010年創業の材木企業で、滋賀県を拠点に、木製のおもちゃや日用品の企画・製造・販売を手がけています。

特にスギを使った商品の開発に力を入れており、間伐材はもちろん、伐採時期を過ぎてしまったスギも有効に活用できる、天然木製ブロック「ズレンガ」を商品化。
ウッドデザイン賞や日本おもちゃ大賞 優秀賞の受賞歴を誇ります。

今回、共創クラウドにて、販路拡大に向けた新たな企画を検討されています。

■共創案件情報

共創案件名:

さあ!お家を作って遊んじゃおう!木製ブロック『ズレンガ』×コンテンツ共創プロジェクト

案件概要:

私たちの『ズレンガ』という、木製ブロックを活用し、「つくる過程そのものが学びになる」というテーマで、教育・木育・知育・体験型コンテンツを共創しませんか?

スレンガシリーズはウッドデザイン賞の審査委員長賞、日本おもちゃ大賞2023 エデュケーション・トイ部門 優秀賞、グットトイなど多くのアワードを獲得した、木製の組み立て知育おもちゃです。

案件詳細:

ご覧いただきありがとうございます。

『ズレンガ』は、子供の想像力・構造理解・試行錯誤を促す木製の知育おもちゃです。

参考URL:https://zurenga.com/

日本おもちゃ大賞2023 エデュケーション・トイ部門 優秀賞を獲得しており、「木育」という観点で、個人向けの販売実績に留まらず、保育園・幼稚園などへも導入実績があります。

木製ブロックという特徴から、子供たちが熱中して、ほとんど遊び方の説明もなしで、あっという間に家を作ってしまうような商品です。

私たちは、現在の販売チャネルや販売方法には拡張余地があると考えており、たとえば次のようなコラボレーション・共創の企画を検討したいです。

・店舗・施設・イベントでの販売

・ワークショップや体験と組み合わせた販売

・他商品・他サービスとのセット販売

・限定モデル・別注モデルの企画

まずはどのような関わり方ができるか、また共創相手となるみなさまへ『ズレンガ』がどのように貢献できるか、ご相談させてください。

期待成果:

ズレンガを活用した企画案

■マッチング事例

■今回マッチングした相手について

今回マッチングしたのは、子ども向けコンテンツをメディア展開している企業です。
教育・体験・学びを軸に、子どもたちに向けたコンテンツを継続的に発信してきた企業で、「売ること」よりも「体験の質」を重視する姿勢に共感を持ちました。

とはいえ、この時点では具体的な企画案があったわけではありません。

また、初回のミーティングに入る前、共創クラウドのコンシェルジュから、こんな整理がありました。
・初回では、何かを決めなくていい
・まずは「一緒に検討できそうか」を確認する
・目的・制約・NGだけをすり合わせる

そこで、共創クラウドのコンシェルジュの助言もふまえ、打ち合わせの論点を意識しながら、初回ミーティングに臨みました。 

■初回ミーティングでの会話内容

打ち合わせでは、コンシェルジュが進行を補助しながら、次のような点を整理していきました。
・それぞれの事業が大切にしている価値観
・子どもに対して、どんな体験を届けたいか
・どこまでなら無理なく検討できるか
・逆に、今回はやらないこと

「やる/やらない」を決める場ではなく、検討の土台をつくる場として進めたことで、双方とも安心して意見を出すことができました。 

■共創クラウドが間に入ったことで助かった点

今回の進行で特に助けられたのは、第三者であるコンシェルジュが論点を事前に整理・周知してくれたことでした。

話が広がりすぎたときに、目的に立ち戻ることもそうですし、無理な期待や誤解が生まれそうな点を、その場で補足してもらえた印象です。

当事者同士だけだと、どうしても「前向きなことを言わなければ」という空気が生まれがちですし、そのような状況でミーティングが終わっても、「前向きな話があっただけで、結局進まない・止まってしまう」ことがよくあると思いますが、その点でも、コンシェルジュに間に入ってもらえたことで冷静に・具体的に進められました。

■得られた成果は「派手な成功」ではない

初回ミーティングの時点では、まだ売上や、完成した企画があるわけではありません。
ただし、確実に前進した点があります。

たとえば、社内で「検討中の共創案件」として共有できる状態になりました。企画の詳細を社内で話し合うのに、相手方企業や、彼らがどのような目的を持っているのかがわからないと、話になりません。
また、次に何を整理すべきかが明確になった点も前進です。共創に対する心理的ハードルが下がりました。

将来的な共創企画の実行に向け、いまは、そうした情報をもとに社内での企画精緻化を進めています。 

■共創は「伴走者」がいると、進みやすい

今回実感したのは、共創は当事者だけで頑張るものではない、ということです。
・話す順番を整理してくれる
・決めなくていいことを明確にしてくれる
・両者の温度感を調整してくれる

こうした伴走があることで、共創はぐっと現実的なものになります。 

■事例まとめ:共創の「最初の一歩」は歩幅を小さく

共創クラウドのコンシェルジュである相馬としても、今回のマッチングは意義のある、よい企画につながりそうな印象を抱いています。

もしこの記事を読んで「うちも何か始められそうだ」と感じたなら、最初の一歩を踏み出してみませんか?
「検討段階から話せる」共創相手と出会えるのは、共創クラウドの大きな強みです。

また当事例にご協力いただいた『ズレンガ』さまの共創案件にも、ぜひご応募ください。